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「世界報道写真展」東京展が開催中です。その後も全国巡回!


世界中のプロカメラマン達による応募の中から選ばれた、受賞作品を集めたものが「世界報道写真展」として毎年全世界で開催されています。 日本でも現在東京展が開催中。私自身もこれまでに何度も足を運んだ展覧会ですが、毎年新しい発見を与えてくれます。

日本では先日まで東京展が開催されていましたが、明日からは大阪・梅田のハーピスHALLで開催され、その後も全国巡回します。

会場には世界中の“現実”が並び、その静かで力強いパワーに圧倒されます。 来場者の方は作品の前で立ち止まったり、友人と語り合ったり。一人一人が何かを感じ、何かを受け取って考えていることが伝わってきます。 同じ現実を一人一人が見つめる会場にいると、みんな「世界で何が起きている知りたい人たち」なんだと、うまく言葉にできませんが感動しました。

世界報道写真展はなんだか“自分も主催者”のような感じがします。 どんな展覧会でもそうですが、とくに世界報道写真展は、“来場者の方が写真のメッセージを受け取り、感じ、考えることで初めて成立するもの”という側面がより強いように思います。

「今、この瞬間に展覧会が作られている」、この「今」の中に自分がいるんだなぁと思い、一つ一つの作品に心動かされました。

また、“報道写真”というとなんとなく暗いものばかりと思うかもしれませんが、そうではありません。 会場には確かに辛いものも多いですが、おとぎ話のように美しい村と人々の写真や、絵画のように鮮やかに切り取られた乗馬などのスポーツの瞬間、瞬く星空がアフリカの象たちの背景いっぱいに広がる瞬間など、そこに写し出される世界は本当に多種多様です。

きっと何かを感じることができる、発見できる展覧会。 まだ行かれたことのない方には、ぜひ足を運んでみてください◎

※また、6月20日発行の関東版「FLYING POSTMAN PRESS」でも本展の見所を掲載していました☆

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